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猿飛千壺峡・魔林峡(さるとびせんつぼきょう・まばやしきょう)

猿飛千壺峡 = 湖面まで透き通った清流が見どころのパワースポット

長い年月をかけ、自然の激しい渓流が造りあげた大小無数の甌穴(おうけつ)が約2kmに渡って峡底に広がっています。新緑や紅葉のスポットとしておすすめです。

山国川の清流と河床一帯に広がる変朽安山岩、小さな石ころの三位一体で生まれた自然の造形物です。「猿飛」という名前は、その昔、山猿が現れて岩から岩を飛び回っていたことから名付けられました。
国の天然記念物に指定されており、下流に名勝「魔林峡」や「念仏橋」があります。

魔林峡 = 山国の「高千穂」

草本の猿飛甌穴群の下流1.5kmにのびる峡谷で地元では「まべし谷」とも呼んでいます。変朽安山岩の川底に生じた連続する多くの甌穴が発達して巨大になり、甌穴間の障壁がとれたためにできた造形です。峡谷ゆえに大雨になると濁流がせり上がり、ごう音をたてて流れ、人を寄せつけない怖い川に変貌します。

 

上流の猿飛千壺峡から魔林峡にかけての造形はいにしえの神秘と静寂が漂い、山国の「高千穂狭」とも呼びたいくらいです

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